IML(Insert Molding Laminate)。1次加工に真空成形、2次加工に射出成形機を使用するフィルム加飾技術。印刷フィルムなどを真空成形であらかじめフォーミングし、射出成形型に入れ一体射出成形する工法。 複雑な三次元形状に対応でき、印刷フィルムにより、光沢・艶消し・パターン・柄などの表面加飾が自由に行うことができ、デザインの自由度が高い。
インモールド成形よりも深絞りの製品が加工できる。
また、成形品の塗装・印刷など二次加工の省略が可能でコスト低減となる。
工法
<フィルム成形>
フィルム加熱軟化→真空成形(フィルム型)→フィルム加工トリミング
<射出成形>
成形済フィルムインサート(射出成形金型に挿入)→型締め→射出→成形・冷却 →型開き→取り出し