PCM工法(プリプレグCFRP/CFRTP)

PCM はPre-preg Compression Moldingの略。

樹脂を含侵した半硬化のプリプレグ織布を使用し熱プレスで高圧圧縮する。

このプリプレグは高価だが、RTM法(乾燥連続繊維x樹脂注入)に比べて作業工数が少なく、サイクルタイムは熱可塑性樹脂の場合は60秒、 速硬化型エポキシ(熱硬化性樹脂)の場合で180秒 で成形できる。

設備は、熱硬化性樹脂の場合、金型温度を加熱状態に保つことができるため、加熱・冷却を繰り返す熱可塑性の熱プレス成形よりも簡易なシステムで済む。

材料

プリプレグ(炭素繊維織布+樹脂)

樹脂:熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂(エポキシ)

工法

熱プレス (熱可塑性樹脂の場合は60秒、 熱硬化性樹脂180秒)

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