誤発進抑制機能

前方または後方の障害物を検知し、ブレーキ制御が作動し衝突を回避する。
約2〜約3m以内に障害物等があることをソナーセンサーが検知しブレーキをかける。
また、障害物の有無にかかわらず、必要以上にアクセルペダルを踏み込んだ場合は急発進を抑制する。
必要なセンサーはソナー4~8個(前進用にソナー2個または4個、後退用にソナー2個または4個)、ADASカメラ装着車では性能が向上し、約4m以内に障害物等があることを認知できる。

構成:
アクチュエーター、センサー、ADAS-ECU、ブザー

<アクチュエーター>
アクセルバイワイヤー
電動ブレーキシステム(電動補助ブレーキ(ESC、ABS)または、電動主ブレーキ)

<センサー>
◇約2〜約3m以内:
ソナー4~8個(前進用にソナー2個または4個、後退用にソナー2個または4個)、
◇約4m以内:
ADASカメラの併用システム
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後付け「ペダル踏み間違い加速抑制装置」
2019年以降、誤発進事故多発のため既販車に対しての後付システムも開発され、純正ティーラーにて販売されている
製品は、超音波センサー、表示機、コントローラーで構成されている。駐車・停車状態からの発進時に、バンパーに取り付けられた超音波センサーが障害物を検知すると、表示機とブザーでドライバーに注意喚起を行う。それでもドライバーがブレーキと間違えて強くアクセルを踏み込んだ場合には、加速を抑制する。また、駐車場等で後退する際に、時速約5km以上でアクセルを踏み込んだ場合には、障害物を検知していない状況でも速度が出過ぎないように加速を抑制する。

構成:
センサー、コントローラー、表示機

<センサー>
コーナーソナー4個(後方ソナー2個、前方ソナー2個)

<コントローラー>
ECU、コネクター

<表示機>
表示パネル、ブザー

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする