パワーステアリングECU

センサーは3種類。
ステアリングセンサー(舵角センサー)、パワステセンサー(ポジションセンサー、トルクセンサー)。
EPS制御ロジックは、アシスト電流制御、補正制御、フィードバック制御、フェールセーフで構成される。
アシスト電流制御は、操舵力と操舵角、車速情報などから決定するが、以下の制御が加えられる。

補正制御は、ステアリング増速時に増加させ、減速時には減少させるイナーシャ補正、ステアリングホイールに伝わる振動を抑えるダンピング補正、旋回後ステアリングが戻される場合に対応する戻り補正などを付加する。
フィードバック制御は、実モーター電流を検出し、指令値に対する差分を補正し、応答性を高めている。
フェールセーフ制御は、ドライバーの操舵トルクの方向と、アシスト方向が一致しているかを監視している。異常が発生した場合は、システムを停止する。

<協調制御>
自動ブレーキ(AEB)は緊急時操舵支援(AES)に、全車速追従型オートクルーズ(ACC)は、ACC連動型車線逸脱防止支援(LKA)に進化し、いずれもブレーキと操舵系の協調制御が必要となる。

・自動運転対応では、無人のレベル4(限定条件化の自動運転)では、ステアリングは現在の電動ステアリングからステアリングバイワイヤーに代わり。ステアリングアングルアクチュエータを使用し、操舵は100%モーターで行い人力を一切使わない。

サイズ:50mm~100㎜
構成:電子基板、金属筐体、コネクター

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