自動バレーパーキングシステム(AVP)

バレー駐車とはホテルなどで係員に車を預け駐車してもらったり,帰りに車をエントランスまで移動してもらうサービス.このバレー駐車を自動運転で行うのが自動バレーパーキング。

駐車場の入り口から駐車場所までの移動を全て車両の自動運転技術や駐車場の管制によって完了させるシステム。レベル4(特定条件下における完全自動運転)は、まず駐車機能から始まる。すでに一部の車両メーカーでは、実用段階に進んでいる。

車両に搭載されたカメラで生成した路面情報と、駐車場内の白線や停止線などの情報からなる簡単な2次元路面マップを比較しながら正確な自車位置を特定。車両は駐車場の管制サーバから指示された目標駐車位置まで自動走行する。隣接する車両との間隔が20cmの狭いスペースにも駐車することができる。

<構成>
◆インフラ設備
・駐車場管制(車両の動きを管理する)
・インフラカメラ(走行中の車両や歩行者を認識する)
・マーカ(車両が現在の位置を推定するための白線等)
◆車両
・自動駐車ECU
・カメラ×4、ソナー×12(駐車場内の走行および駐車を自動で行う)
・駐車場管制通信機(目標駐車位置までのルート情報や歩行者,他車両など安全に関する情報の受信や駐車場管制に対し走行速度,制御状態の送信を行う)

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