リフレックスリフレクター
保安基準では「後部反射器」と呼ばれる「灯光反射器」。
後面用は義務。夜間の衝突事故防止のため、後方150mの距離から認知可能なこととなっている。
車載用光学部品の中では最高難度の金型。後部反射器は世界各国(国内、EU、北米、他)で定められた反射率試験をクリアするため、角隅を有する金型を鏡面加工している。これは、角隅の削り残りである加工Rが残ることにより、加工した鏡面に影として写りこみ、反射有効面積が小さくなる。それが光学性能の低下に繋がる。
金型の製造法は矢型を鏡面研磨した後、矢型を結束し、電鋳めっきで転写して製作するが、修正や手直しを含め金型製作に時間がかかる長納期部品の一つになっている。
方式
無電源、自己反射式
サイズ
50㎜~200㎜
構成
リフレクターレンズ
材質
PCポリカーボネート
工法
射出成形