シートベルトとは

シートベルトとは

座席に備えられるベルト状の安全装置。乗員を座席に拘束することで、座席外へ投げ出され負傷することを防ぐ。
乗用車用では前席には緊急ロック式巻取装置(ELR: Emergency Locking Retractor)。
後席には自動ロック式巻取装置(ALR :Auto Locking Retractor)が使用されることが多い。

前席のELRはロードリミッター機能とプリテンショナー機構が装着される。
シートベルトをゆっくりと引き出すと出し入れできるが、急ブレーキを踏んだりするとシートベルトがロックされる。肩部にあるリトラクターにはロードリミッター機能があり、規定以上の力が加わった場合に胸部への衝撃を緩和する。腰部にあるプリテンショナー機構は衝突した瞬間にバックルが瞬時に縮小し、乗員の前方への移動を制限する。センターコンソール内の加速度センサーで感知すると、ガスジェネレーターが爆発し作動する。

後席のALRは、シートベルトを引き出している途中で手を止めると、自動的にロックされそれ以上ベルトが引き出せない。

過去の機構としては、チャイルドシート固定機能付(ELR―ALR)が発案され、2000年~2008年式に普及したが、現在販売される車両には装着されていない。
このELR―ALR機構は、普段はELR機構で、ゆっくりと引き出すと出し入れできるが、すべて引き出すとALR機能に切り替わり、巻き込み方向にしか動かなくなる。それによって子供の首絞め事故が多発した。2008年には、国民生活センターから注意喚起されたが、リコールで改修されているわけではないので、2000年~2008年式のELR―ALR装着車では注意を要する。

画像は東海理化電機製作所製シートベルト。

サイズ

2000mm~3000mm

構成

緊急ロック式巻取装置(ELR)
シートベルト、タング
肩部:リトラクター(巻取り装置)、ロードリミッター
腰部:固定用バックル、プリテンショナー機構
センターコンソール:加速度センサー

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