タイヤバルブ/バルブインサイド

タイヤバルブ/バルブインサイド

タイヤバルブは通常走行では空気を漏らさず、点検時にはエアーの出し入れできるバルブ。バルブにはバルブインサイドと呼ばれる心臓とも言える精密部品が挿入され、空気注入時には弁が開きスムーズな流量を確保し、通常時には空気を外へ漏らさないワンウェイバルブとなっている。

タイヤバルブにはホイールのリムに直接組付けられるチューブレスバルブと、インナーチューブに貼付けられるチューブバルブの2種類がある。

外観ではゴムバルブと金属バルブがあるが、純正はほとんどゴムバルブが使用される。ゴムバルブは、日光や雨で時間が経つと劣化する。ヒビ割れができるとエアー漏れの原因となる。そのため、タイヤ交換の際に交換することが望ましい。

画像は太平洋工業製タイヤバルブ。

サイズ

50㎜

構成

バルブボデイ、バルブインサイド、バルブキャップ

タイヤ空気圧監視システム:TPMS(Tire Pressure Monitoring System)

タイヤの空気圧や温度を送信機内のセンサーで直接測定し、その情報を無線で車体側の受信機に送り、ドライバーに異常を知らせるシステム。
システムは送信機、受信アンテナ、受信機、表示器からなるが、タイヤには送信機が装着される。

TPMS送信機は、センサー部と電池からなり、1個わずか約35グラム。タイヤ内部に装着するため「最も過酷な環境で使われる車載電子部品」と言われている

2000年、米国で自動車の安全性に関する規制「TREAD法」が成立し、2007年9月から米国で販売される新車には100%TPMSの装着が義務づけられている。法規化の流れは世界に広がり、日本でも法規化が検討されている。

サイズ:

50㎜

構成:

タイヤ側:

バルブボデイ、バルブインサイド、バルブキャップ、送信機(センサー、電池)

車両側:

受信アンテナ、受信機、表示器

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