タービンホイール

タービンホイール

排気ダクト側にある駆動用ホイール。中高回転域の排気ガスの勢いよく放出される圧力エネルギーを利用してタービンホイールを回す。強制的に大量の混合気をエンジンに過給しエンジンの爆発力を強化する。800℃を超す超高温の排気ガスを動力源とするため、材質は耐熱性の高いインコネルなど超ニッケル合金が採用される。また20万rpmと超高回転になるため振動が発生しないように、ベアリング軸は同軸度などの加工精度が求められ、タービンホイールは動バランスを取る必要もある。

サイズ

50㎜~150㎜

材質

ニッケル超合金

(例 インコネル718 成分Ni54%、Cr18%、 Mo3%、 Fe18.5%、 他)

工法

ロストワックス精密鋳造またはMIM射出成形→機械加工(フライス、ドリル)

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