超音波ソナー

超音波ソナー(コーナーソナー、クリアランスソナー)

駐車時などの超低速走行時に障害物を検知するコーナーソナーなどに使用される。

センサーは車体の前後のバンパーに各4個計8個、備え付けられ、障害物を検知すると警報音が鳴る駐車支援システムで使用されることが多い。

そのほか、後退時近接車警報(CTA)へも適用され、側方ミリ波レーダー24GHzなどと組み合わせて使用される。後面のコーナーソナーは、リアバンパーから約1.5m以内の障害物を検知し、側面のレーダーセンサーは、約15m先から近づいてくる車両を検知する。

人間が聴くことができる可聴周波数はおおよそ 20Hz~20KHz だが、超音波センサーは人間に聴こえない周波数の20KHz以上の音波を使用する。水平検知距離は2m以下、垂直検知距離は50㎝程度と検知距離は短いが、機能上の問題はなく、価格も安価なため、普及率は比較的高い。

超音波ソナー周波数は一般に58kHzたが、48kHzの仕様もある。

画像はBosch製超音波システム。

サイズ

φ20㎜x30㎜

構成

センサー8個・・・樹脂ケース、コネクター
ECU・・・電子基板、金属筐体、コネクター
警報機

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