統合制御ECU

統合制御ECU

エンジンECU、トランスミッションECU、ブレーキECU、サスペンションECU、ステアリングECU、などに指令を出す役割を持つECU。各ECUの必要なセンサー情報は重複するものもあるため、すでに他のECUとの協調制御も行われている。ECU間の通信ネットワークは車載LANという。

自動運転への対応では、車両システムに統合制御ECUを追加し、さらに認知・判断の機能を統合する。さまざまなセンサーやコントローラから受ける制御指示を整合し、複数のコンポーネントを適切に制御することができる。また失陥時には各コンポーネント間で相互補完を行うことでシステム全体の信頼性を高める。

現在は各コンポーネント毎に電子制御ECUがあり、車両には数十個の電子制御ECUが搭載されている。設計の見直しや調達の見直しでECUの数も減らし、コストダウンと信頼性向上を両立できる可能性が出てきた。

画像は日立AMS製車両統合制御ユニット。

サイズ

50mm~100mm

構成

電子基板、マグネシウム合金筐体、コネクター

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする