ヘッドランプ

ヘッドランプ

保安基準上では「前照灯」と呼ばれる「白色灯」。

光源はハロゲン電球や放電ライトHID、LEDライトなどが使用され、電球は「バルブ」とも呼ばれる。ライトのレンズカバーは通常PCポリカーボネートで成形され、自動車の外装デザインの重要な位置づけとなっている。

ヘッドランプは前面左右に2個ある。手元でハイビームとロービームの切り替えができ、電球はハイビーム用とロービーム用にそれぞれある。フェイルセーフ思想で電球切れのときでもどちらかが使用できるように考えられている。

道路交通法ではハイビームは「走行用前照灯」ロービームは「すれ違い用前照灯」とされており、もともと、事故防止の観点からハイビームで走行することが義務化されている。対向車がいるときにすれ違いに配慮しロービームで走行するのが本来の使用方法である。そのため、近年、ハイビームとロービームが自動で切り替わる車種も増えている。

ヘッドライトの市場での不満はレンズカバーの黄ばみであるが、解決されていない。

画像は市光工業製ヘッドランプ。

サイズ

200㎜~400㎜

構成

ハイビームバルブ、ロービームバルブ、レンズ、リフレクター

材質

PCポリカーボネート

工法

射出成形→溶着(レンズ、リフレクター)

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