インテークマニホールド
エンジンの燃焼に必要な吸気を気筒ごとに分配する部品。
小型化とエンジン出力や燃費の向上を両立させるため、管長や容積を確保をしつつ、シリンダヘッドに配置し、コンパクト化が図られている。
従来の素材は鋳鉄やアルミ合金が挙げられるが、吸気部品のモジュール化に伴って、製品には耐圧強度は必要だが、耐熱温度は低いため、近年はより軽量で安価な樹脂製の製品が急増している。
旧車ではインテークマニホールドにはサージタンクとスロットルボディが連なり、サージタンクで均一にされた空気を各気筒に空気を均等に取り入れられるようにする目的と、回転数が変動する際の出力特性を安定させる役割を担い、特にターボチャージャー車では、サージタンクの大きさや形状が、安定したブースト圧を各気筒に供給するための重要な要素となっていた。
写真はケーヒン製インテークマニホールド。
サイズ
300㎜~500㎜
アルミニウム製
材質:アルミニウム合金
工法:重力鋳造→樹脂含浸
樹脂製
材質:ポリアミド樹脂PA グラスファイバー入り
工法:射出成形