フライホイール

フライホイール

エンジンの各気筒の行程によって生じるトルクの変動を抑えるために備えられた部品。MT車のエンジンのクランクシャフト後端に取り付けられている。

エンジンのフライホイールの役割と動力を伝達するクラッチの摺動面を兼ねており、外周部にはエンジン始動時にセルモーターが噛み合うリングギヤが設けられている。

サイズ

200㎜~500㎜

構成

フライホイールセンタープレート,フライホイールリングギヤ

材質

フライホイールセンタープレート(ねずみ鋳鉄)

フライホイールリングギヤ(中炭素鋼)

工法

フライホイールリングギヤー焼き嵌め→回転動バランス取り

フライホイールセンタープレート

材質

ねずみ鋳鉄

工法

鋳造→機械加工(旋削、ドリル)

フライホイールリングギヤ

材質

合金鋼 SCM材

工法

機械加工(切断、旋削、歯切り、面取り) →熱処理(ガス侵炭焼入焼戻)

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