エアークリーナーエレメント

エアークリーナーエレメント

□乾式フィルター

エアクリーナーの内部に収められている濾紙または不織布のフィルター。

特徴は通期抵抗が少なく砂やホコリに強い。フィルターはエンジン出力に応じたフィルター面積で設計されている。また、濾紙は折り畳んで詰め込まれており、吸気抵抗は比較的に大きい。エンジンルーム内でも大きなスペースを必要とする部品になっている。

角型ときのこ型があり、角型の採用が多い。寸法の標準化はあまり考えて設計されないので、寸法が微妙に異なり、メーカー別、車種別設定となっている。

きのこ型は性能がよく、アフターパーツなどで販売されている。純正のエアクリーナーボックスを取り払い装着する。ボックスに入っている角型の純正品に比べて、吸気量が向上する。

画像は東京濾器製エアクリーナー。

□温式エアフィルター(ウェットエレメント)

主に二輪車や四輪車のアフターパーツで使用されている。素材は、オイルをしみこませたウレタンフォーム。特徴は、高い吸着性があり、砂やホコリ、水分のろ過に強い。また洗浄することにより繰り返し利用することが可能となる。

□ビスカス式

濾紙にオイルを染み込ませてオイルに塵埃を吸着する方式。特徴は通気抵抗が少なく、水分を濾過することができる。使い捨てのものと、洗浄して繰り返し利用できるものがある。

サイズ

200㎜~300㎜

材質

濾紙

工法

配合→水中撹拌→抄紙→水切り→乾燥

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