コイルスプリング
サスペンションにおいて、合金鋼のばね鋼SUP材などをコイル状に巻いた圧縮コイルばね。
車重を受け、スプリングとして路面からの振動や衝撃を吸収する。ロングストロークなので乗用車に多く用いられる。前輪、後輪、独立懸架、車軸懸架ともに使用される。
スプリングのばね定数は、車高、走行時の挙動、タイヤのストロークに影響する。乗車人員や積み荷による車高変化、操縦安定性、乗り心地の変化を少なくするために、荷重たわみ特性を変化させた不等ピッチやテーパ形、たる形などのスプリングが使用されることもある。
画像は日本発条製中空コイルスプリング。
サイズ
線径14㎜~19㎜、外径150㎜~250㎜、全長500㎜~1000㎜
構成
圧縮コイルばね
材質
合金鋼のばね鋼SUP 材
工法
熱間フォーミング→熱処理→ホットセッチング→温間ショットピーニング→ホットセッチング→浸漬塗装、静電塗装、電着塗装、粉体塗装など