ディファレンシャル
自動車が旋回するときの回転差を吸収し、不安定さを軽減するために備えられた装置。外側のタイヤを早く回転させ、内側のタイヤを遅く回転させる。後輪駆動ではアクスルケース中心付近に装着され、プロペラシャフトへ接続する。前輪駆動ではミッション内で歯車によって直接駆動される。デフは駆動輪に装備されるが、4WD車には前後に装備される。
作動はデフドライブピニオンギア→デフケース→デフギア→タイヤの順でトルクが伝達される。デフギアは普段は自転しないで左右均等にトルクを伝えるが、回転差が出ると、自転してバランスする。
方式
かさ歯車式
サイズ
直径100㎜~300㎜
構成
□入力軸:デフドライブピニオンギア
□本体:デフケース&デフリングギア
□デフギア:
デフピニオンギア、デフピニオンシャフト、デフサイドギア