エンジン回転数センサー
磁気センサーなどを使用して、エンジンの回転数信号を電子制御ECUに送るセンサー。検出対象はフライホイール、カムシャフト、クランクプーリーなど。
安定したエンジン性能を維持するための重要なセンサー。
近年のホール素子を用いたものでは、回転を検出するだけではなく、回転の位相角も検出するようになり、さらには回転の角速度変動も検出する。
また、従来の磁気センサーでは逆回転を検出できないが、逆回転検出が可能となる。
サイズ
50㎜~100㎜
構成
ローターギア、磁気センサー、ケース、電線ケーブル、コネクター
□磁気センサー
構成:磁性体回転体(パルサー)、電磁ピックアップ(ポールピース、検出コイル、永久磁石)ポールピースとパルサーのギャップがパルサーの回転による突起の接近・通過・離反時に変化し、その際発生する磁束密度変化により検出コイルに発生する電流の変化をとらえる。
□ケース
材質:ポリブチレンテレフタレート樹脂PBTなど
工法:射出成形→センサー組付→コネクター組付