高圧水素タンク

高圧水素タンク

70MPaの超高圧で水素を貯蔵する。

FCVの燃料である水素は原子径が小さく、金属材料では透過したり、金属を劣化させたりする可能性がある。そのため、高圧水素タンクは金属ではなく、炭素繊維や樹脂などで構成される。

現状の搭載モデルでは、3層構造になっている事例が多い。内層はプラスチックライナー、中層はガラス短繊維強化プラスチック、表層は連続炭素繊維プリプレグなどを使用している。髪の毛状の細いカーボン繊維を束ねたものに樹脂を含浸させ、野球の硬球ボールのように組紐加工を施し破壊強度を上げている。万が一の破壊モードは破片が飛び散らないよう安全なものしている。

画像は八千代工業製FCV用Type4水素タンク。

サイズ

500㎜~1000㎜

構成:

三重構造

□内層

材質:ポリアミドPA

工法:射出成形

□中間層

材質:熱可塑樹脂含浸ガラス繊維・GFRTP

工法:フィラメントワインディング法 FW(Filament winding)法

□外層プリプレグ

髪の毛状の細いカーボン繊維を束ねたものに樹脂を含浸させたもの。

材質:熱硬化エポキシ樹脂含浸炭素繊維・CFRP

工法:セット→組紐加工→ラッピング→硬化→脱芯

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする