イグニッションコイル

イグニッションコイル

点火システムはイグナイターとイグニッションコイル、点火プラグで構成される。2万~3.5万ボルトにして点火プラグに送る。

イグニッションコイルは昇圧で使用する。イグニッションコイルの構造は、巻き数の少ない1次コイルと巻き数の多い2次コイルをコア(鉄心)で連結させている。

作動はイグナイターのトランジスターで制御することで、イグニッションコイルの1次コイルで300V ~500V の電圧を発生させ、相互誘導により2次コイルでは1次コイルとの「電線の細さ」「巻き数」の違いで2万~3.5万ボルトの高電圧を発生させる。

イグニッションコイルは消耗品で、寿命の目安は走行距離約10万km。1本だけ不調の場合でも気筒の数だけ全数交換することが望ましい。

サイズ

100㎜~200㎜

構成

1次コイル、2次コイル(エポキシ樹脂封入)、コア(鉄芯)

材質

1次コイル:約0.3~0.6㎜の銅線を約100~200回巻いたもの。

2次コイル:約0.03~0.06㎜の極細の銅線を約10,000~20,000回巻いたもの。

コア(鉄心):鉄系の金属で1次コイル、2次コイルが巻き付けられる軸となるもの。

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