フューエルサプライシステム

フューエルタンク内の燃料をエンジンに供給するシステム。
現在では フューエルタンク内に備えられるインタンク式ポンプモジュールが多い。フューエルポンプモジュールとエバポシステムから成る。フューエルタンクから燃料噴射装置(インジェクター)に掛かる燃圧を制御している。エバポシステムは、フューエルタンク内の燃料から蒸発するエバポガスが大気中に放出されるのを防ぐ。

サイズ:200㎜~300㎜
構成
① ポンプモジュール(フューエルポンプ、フューエルフィルター、フューエルゲージユニット(フロート付き機械接点式抵抗器)、プレッシャーレギュレーター、リリーフバルブ)
② エバポシステム(フューエルエバポレーター、キャニスター、CCPソレノイド)

画像は愛三工業製省電力燃料ポンプモジュール

エンジンバルブ

吸気バルブ 排気バルブがある。 ほとんどのエンジン形式方式(DOHC、SOHC、OHV)で使用される。 吸気バルブは耐熱500C。排気バルブは耐熱800度C。 サイズ:50mm~100mm 材質:吸気バルブ:マルテンサイト系耐熱鋼SUH...

記事を読む

可変バルブタイミング(VVT)

近年、高性能化により、バルブトレインは進化し、可変バルブタイミングVVT(Variable Valve Timing)が多くなっている。運転条件に応じて開閉時期や弁リフト量を変更できる。複数のカムプロフィールを備えており、バルブ開閉を行うロ...

記事を読む

ルーフ用太陽電池パネル

2025年12月現在、量産採用されているのは結晶シリコン太陽電池、次世代型はペロブスカイト太陽電池が期待されている <結晶シリコン太陽電池> トヨタの「プリウスPHEV」には、2023年、高性能太陽電池である結晶シリコン太陽電池(ヘテロ接...

記事を読む

電動後輪操舵システム

欧州系のZFとBosch / Schaefflerなどは広角の電動後輪操舵システムの開発を進めており、狭隘な道路や駐車スペースでも操舵容易となり、ステア・バイ・ワイヤを介して最終的には自動運転を構想に入れたシステムを公開している。近年、欧州...

記事を読む

ステア・バイ・ワイヤ

ステア・バイ・ワイヤは、ステアリングホイールとステアリングラック機構の間の機械的接続を省き、電子信号によって制御指令の伝達を行う。最終的にはコックピット空間拡大を目指している。 電気系統の故障やセンサーの誤動作が発生した場合、直接的に車両の...

記事を読む

ギガキャスト

ギガキャストはアルミダイカストの一種で、自動車のフレームなど超大型部品を一体成形する技術の呼称。テスラ・モデルYで新たに採用された合理化工法。従来、自動車のフレームは多くのプレス部品と溶接で構成されていたが、これを大型アルミダイカストで1部...

記事を読む

表面処理剤

めっき、アルミアルマイト、化成処理、などは表面処理剤を使用する。 ①めっき ・三価亜鉛めっき・・・電解めっき、5または8μm ・硬質クロームめっき・・・電解めっき、5~数100μm ・化学ニッケルめっき・・・無電解めっき、10~15μm(硬...

記事を読む

亜鉛ダイカスト

ダイカストは金型を使用し溶湯を高圧で鋳型に射出する鋳造法。金型が高価なので、大量生産の場合に適用される。砂型鋳造同様に気密性はない。 亜鉛ダイカストは流動性が高く、薄く複雑な形状の製品を高い精度で製造することができる。 自動車ではキーロ...

記事を読む

塗料

塗装の目的は装飾と耐食性向上。自動車で使用される塗装は静電塗装、カチオン電着塗装、粉体塗装、どぶ漬け塗装など。 静電塗装は対象物を帯電させ、そこに液体塗料を噴霧する。塗料の霧は逆の帯電で吸着させるので色ムラができにくいのが特徴。 カチオ...

記事を読む

コンバーチブルルーフ

布製の場合、ソフトトップともよばれ、リアの収納スペースに収まる手動式、電動式がある。 メタルトップの場合はクーぺカブリオレとよばれ、ルーフの重量もかさむので、電動式となる。 フランスプジョーではモデル名にCC とつけて区分している 画像は...

記事を読む

ルーフパネル部品

ルーフパネル部品は、ルーフの内張り。軽量で遮熱性、吸音性の機能が求められる。 また、目立つ部分なので、インテリア性が重視される。ドアトリム、ルーフトリムなどから構成されるインテリア空間をトータルにコーディネートされたシステムとしてとらえ、総...

記事を読む

カップホルダー

カップホルダーは、ドリンクホルダーとも呼ばれている。 車内で飲み物を飲むときに役に立つもので、センターコンソールやドアなど500mlのペットボトルが収まるように設計されている。振動防止のエラストマーのクッションシートなどが設定されていること...

記事を読む

クライメートコントロールシステム

クライメートコントロールは、ヒーター、エアコンを自動で切り替えるシステムで、運転席・助手席・後部座席で設定温度を独立してコントロールできる。高級乗用車などに用いられる。 HVACは空調機能を集約したモジュール部品。ヒーター、送風、エアコン...

記事を読む

クライメートコントロール

クライメートコントロールは、ヒーター、エアコンを自動で切り替えるシステムで、運転席・助手席・後部座席で設定温度を独立してコントロールできる。高級乗用車などに用いられる。AIのニューラルネットワーク理論で算出された制御量に従い、ブロワモーター...

記事を読む

電気機械式ブレーキ(EMB)

電動機械式ブレーキ(EMB)は高い制動性と応答性の良さから、「究極のブレーキ方式」として注目されている。電気機械式ブレーキはブレーキパッドをローターに押しつける機構を従来の油圧(ブレーキフルード)から電動(モーターとボールねじ)に置き換えた...

記事を読む

横滑り防止(ESC)システムECU

ABSシステムとの違いはコンピュータECU。ヨーレートセンサー(重心まわり回転)、ステアリング舵角センサーを追加して、人為に関係なく、4輪のブレーキを独立制御で車体制御を行う点。 車両ダイナミック制御は自動車の動的制御そのもののため、実験ノ...

記事を読む

バキュームポンプ

バキュームポンプは、小型トラックのブレーキシステムで、バキュームタンクとともに使用されるブレーキのブースト源。 乗用車ではブースト源にはエンジン負圧が使用され、倍力装置として、マスターバックが使用されるのが、一般的だが、2000年代には、欧...

記事を読む

CDプレーヤー/DVDプレーヤー

2024年以降の新型車では、CDプレーヤー/DVDプレーヤーはクルマには搭載されない傾向になっている。 自動車に搭載される音響機器は音楽媒体の変化のスピードは自動車のモデルチェンジ期間よりも速いため、音楽プレーヤーシステムは時代遅れとなる...

記事を読む

シフトノブ

トランスミッション操作のためのレバーの先端部分。 シフトパターンの記載が義務つけられている。 MT車の場合は常に、手に触れるため、人間が手に触れる部分のため、丸い、なめらかな樹脂製、木製、ウレタン樹脂製など手触りのよい材料が使用される。 A...

記事を読む