パーキングブレーキ

パーキングブレーキ

かつてサイドブレーキ、ハンドブレーキと呼ばれた手動の制動装置。現在はスイッチ操作による電動式もある。

ブレーキはペダルを踏むと四輪すべてに力がかかる。一方、パーキングブレーキは後輪のみを制動する。前輪駆動車ではスタック状態からの脱出を目的として、前輪パーキングとするのが本来の設計だが、法規制がなくなったことにより、レイアウトが容易な後輪パーキングになっている。

パーキングブレーキは、高温になったブレーキディスクは時間がたつと肉厚が減少し効きが減るが、ブレーキドラムではドラムが縮小し効きが増す。そのため、ドラムブレーキのほうが信頼性が高いと言え、パーキングブレーキにはドラムブレーキのほうが多く使用される。軽自動車の後輪はパーキングブレーキ付きのドラムブレーキ、乗用車も高級車や1.5トン以上のSUVの後輪はディスクブレーキのほかにパーキング専用のドラムブレーキも装着され、1輪に2個のブレーキが装着される。

近年は利便性の向上で自動パーキング機能が付加されている。当初はパーキングケーブルを電動モーターで巻き上げる方式だったが、ブレーキ本体に装着する電動パーキングブレーキ(EPB)も増えている。自動パーキングの場合、「坂道でのずり落ち」は製造者責任となるため、停車毎に、強力なパーキングブレーキをかける傾向にある。

また、今後の技術動向では、対自転車の衝突回避自動ブレーキ化の対応で、応答性能向上のため電動パーキングブレーキ(EPB)が採用され、電動機能を常時積極的に使用するようになってくる。

方式

3方式 P付きLTドラムブレーキ、P付ディスクブレーキ、ドラムインディスクブレーキのいずれか

要求

無人:20%勾配停車。

有人:非常ブレーキ性能 時速30kmから減速度0.15G

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