バランスシャフトとは

レシプロエンジンにおける振動抑制技術。

4気筒エンジンはクランクからの二次振動を除去出来ない。そのため、振動を相殺するためクランクシャフトの2倍で回転する1本のバランスシャフトが使用される。

三菱の4気筒エンジンのサイレントシャフトは、2本のバランスシャフトを用いて二次振動など打ち消すことで、エンジン全体の振動抑制を行うことに成功した。

水平対向の場合には向かい合ったピストンとコンロッドがお互いの振動を打ち消し合うため振動は発生せず、バランスシャフトは使用されない。

サイズ:

500㎜~1000㎜

材質:

合金鋼 SCM材

工法:

鍛造→機械加工(旋削、歯切り)→熱処理(ガス侵炭焼入焼戻)→研削(ショットブラスト)

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