四三酸化鉄被膜(黒染め処理)

鉄鋼材料に適用する防錆処理。黒色に着色し、耐食性が向上する。鉄鋼材を水酸化ナトリウム NaOH(苛性ソーダ)水溶液などの高濃度アルカリ溶液に浸せきすることで、表面に緻密な四三酸化鉄被膜 Fe3O4(黒錆び)を生成させる。防錆力は弱く、防錆油を塗布しておかないと錆びやすい。膜厚は通常1~2μm。

材料

水酸化ナトリウム NaOH(苛性ソーダ)水溶液

工法(例)

脱脂(30分)→水洗(湯洗)→表面活性化(10%塩酸水溶液x2分)→水洗(湯洗)→黒染処理(1~3分)→水洗(湯洗)→防錆剤浸漬→取り出し

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする