衝撃吸収ステアリング
運転者がステアリングホイールに衝突したときの衝撃を緩和する安全装置。ステアリングを車両前方に移動させることで、ドライバーの胸部への傷害の軽減を図る。
軸方向短縮式、ベンディングブラケット式、シリコーンゴム封入式などがある。
軸方向短縮式はステアリングシャフト部がシャフトとパイプで構成されており、強い衝撃を受けるとシャフトがパイプの中に挿入されていくことで、シャフト全体の長さが短くなりショックを吸収する。
ベンディングブラケット式はステアリングコラムを車体側のブラケットの変形を利用して衝撃エネルギーを吸収する。
シリコーンゴム封入式はシャフトの中に入れられたシリコーンゴムが小穴から吹き出すときの抵抗を利用する。
サイズ
500mm～1000mm
構成
軸方向短縮式、ベンディングブラケット式、シリコーンゴム封入式など
