サイドインパクトビーム

サイドインパクトビーム

側面衝突時の乗員の保護のためドアパネル内に設けられた補強材。超ハイテン材のパイプ断面の棒材が多い。

乗員保護について米国は1970年代から規制をしたが、日本は遅れて1980年代から規制された。試験規格はムービングバリア台車による速度50km/hからの衝突で、乗員の安全性が求められる。

2018年からの製造車両には、電柱を模した速度32km/hからの衝突のポール側面衝突試験が新たに適用された。そのため、サイドインパクトビームは更なる強度アップが求められている。

サイズ

500~1000㎜

構成

パイプ構成

材質

超ハイテン材(超高張力鋼板1500Mpa級)

工法

(鉄鋼メーカー)超ハイテン材溶接鋼管→

(加工メーカー)熱間プレス→焼き入れ焼き戻し→カチオン電着塗装

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