後退時近接車警報(CTA)

後退時近接車警報(CTA)

CTA (Cross Traffic Alert) は、後退中に横方向の交通を警告する。

リアバンパーのレーダーが後方の車両や人を監視してくれるシステム。後退時、レーダーセンサーで後方を横切ろうとする車両を検知すると、ドライバーに警報音を出すとともに検知した側のドアミラー鏡面にある表示灯が点滅し、衝突を回避するよう注意を促す。駐車場などからバックでクルマを出すときに便利。

しかし、現在は完全なものではないため、取り扱い説明により注意喚起しながら実用化している。

<取り扱い説明書による注意喚起事例>

  • セレクトレバーがRで、車速約8km/h以下で作動します。
  • リアバンパー側面に取り付けられたレーダーセンサーにより、後方を横切ろうとする車両を検知します。また、リヤバンパー後面に取り付けられたソナーセンサーにより、後方の障害物を検知します。

検知範囲について

  • 側面のレーダーセンサーは、約15m先から近づいてくる車両を検知します。
  • 後面のソナーセンサーは、リアバンパーから約5m以内の障害物を検知します。

画像はクラリオン製ソナーシステム。

構成

後方ソナーセンサー、側方ミリ波レーダーなど、警報装置

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする