ジョイント
ゴムホースや鋼管パイプの接続に使用する部品。
低圧ホース用のジョイントはパイプに一重のUビードで対応するものが多い。ジョイントが使用される場合は、複数の鋭角なビードがあるタケノコニップルなどのコネクターが適用されることが多い。
ブレーキホースやパワステホースなどの高圧ホースのジョイントは、ホースクランプでは対応できないため、端部がプレス部品でゴムホースにかしめられ、コネクターはねじ締結となる。
シール形式はフレア式の金属シールで、おねじの先端やめねじの奥に円錐状のシール部があり、二重巻き鋼管などを形状に沿って押しつぶすメカニカルシールで、ゴムやシール剤を使用せずに確実なシールができる。形状は自動車規格(JASOF402)で規定されている
方式
(ゴム管用)ビード式、タケノコニップル式
(鋼管用)フレアナット式
サイズ
20㎜~50㎜
□ビード式
構成:ビード付きパイプ(直線、ベンド、3分岐など)
材質:鋼管、アルミ管など
工法:曲げプレス、液圧内圧プレス(バルジ)など
□タケノコニップル式
構成:タケノコニップル
材質:黄銅
工法:六角材→機械加工
□フレアナット式
構成:雌ねじ:食い込みボルト、ブレーキパイプなど
雌ねじ奥:円錐形状突起またはチューブシート部品圧入
<雄ねじ>
材質:低炭素鋼(S25Cなど)
工法:鍛造→機械加工→三価亜鉛めっき
<雌ねじ>
材質:黄銅
工法:機械加工