燃焼圧センサー

燃焼圧センサー

圧電素子などの検出素子を使用して、エンジンの燃焼圧を測定するセンサー。自動車の燃費向上及び排気ガスの低減のため空燃比を最適化することを目的としている。

燃焼圧センサーは、エンジンの燃焼室に取り付けて燃焼時の圧力変動を検知する。近年では、高温環境下でも圧電素子の性能を発揮できるランガサイト系結晶圧電素子が増えている。水晶より高熱に耐え、圧電素子が発生する微小な電流を増幅してエンジン制御ECUに伝える

画像はデンソー製センサー。

サイズ

50㎜~100㎜

構成

半導体センサー、圧力ポート、ケース&コネクター、圧力ポート、内部Oリング、外部Oリング

□半導体センサー

構成:専用IC (圧電素子、電子回路)、真空室、メタルダイアフラム、オイル(受圧面)、シール剤(素子保護)

□圧力ポート

材質:低炭素鋼S20Cなど

工法:冷間鍛造→機械加工(旋削)→三価亜鉛メッキ

□ケース&コネクター

材質:ポリブチレンテレフタレート樹脂PBTなど

工法:射出成形→センサー組付→→内部Oリング組付→圧力ポートカシメ→外部Oリング組付

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