DC-DCコンバーターとは

■DC-DCコンバーター

インバーターとともにパワーコントロールユニット(PCU)を構成する。

電動車では昇圧型DC-DCコンバーターを使用し、メインバッテリーの電圧が200Vの場合、400V~650Vへ昇圧し、モーターを駆動させる。
バッテリーから直接モーターに電気を送るシステムもあったが、使用状況により、バッテリーの電圧変動が大きく、所定の出力を得られずにパワー不足のクレームが多発した。そのため、対策として、バッテリーとモーター駆動用インバーターの間に昇圧DC-DCコンバーターを配置している。これにより、バッテリーの電圧変化に、モーター出力は影響を受けなくなり安定化した。また、バッテリーセル数を削減し、バッテリー電圧を下げることは、回路全体の耐圧も下げ事故の際の安全性も向上し、軽量化が可能となる。

サイズ:

300㎜~500㎜

構成:

内装:コンバーターECU、DC-DCコンバータ用パワー半導体、コネクター

外装: DC-DCコンバーターケース、PCU冷却器

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