リチウムイオン電池負極材

リチウムイオン電池負極材

リチウムイオン電池は、電極、セパレーター、電解液から構成される。正極にコバルト酸リチウム(LiCoO2)、負極にカーボン、セパレーターはポリオレフィン不織布、電解液にリチウム塩(LiPF6)溶剤を用いたものである。

リチウムイオン電池負極材は60μm程度の厚さで、8~10μmの銅箔の集電体の両面に黒鉛微粒子をフッ化ビニリデン樹脂で結合している。

負極材料としてはグラファイト材料が主流となっている。しかし、グラファイトは容量が不十分なため、グラファイトに代わる新型負極材が研究されている。

画像は日立化成製リチウムイオン電池負極材。

負極材:黒鉛微粒子など

集電体:銅箔8~10μmなど

接着剤:フッ化ビニリデン樹脂(PVDF)など

工法:

クリーン環境対応→薄膜塗工機(脱脂→接着材→塗布→乾燥)→プレス

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