ヒートポンプシステム

エアコンの熱交換を逆にすることで、車外から熱を奪い車内に熱を放出する。
日産のEVリーフにはヒートポンプが搭載されている。一般的にヒートポンプによる暖房は、PTCヒーターと比べると効率は良いが、マイナス温度で効率が悪いのが欠点。
2010年以前のEVは暖房に温水PTCヒーターを使用したが、ヒーターを付けると航続距離が極端に短くなるというクレームが多発した。対応として、2012年以降PTCヒーターにヒートポンプシステムが追加された。現在EVやPHEVの暖房としては、温水PTCヒーターとヒートポンプの併用が主流となっているが、無駄なため、どちらかひとつで対応することが求められている。ヒートポンプシステムに対しては、マイナス温度下でも効率が維持できるように改良が進められている。

構成:
コンプレッサー、コンデンサー&ファン、エアコンレシーバー、エキスパンションバルブ、エバポレーター&ブロワーファン

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする