燃料電池スタック部品

構成

燃料電池スタックケース、燃料電池スタック冷却システム、

燃料電池スタック空気供給バルブ、排水システム

燃料電池スタックケース

燃料電池スタックケース内に、370枚の燃料電池セルと電圧センサー、水素系部品(ポンプ、インジェクターなど)、エアー系部品(分流バルブ、調圧バルブなど)、冷却系部品、高電圧部品などにより構成される。

材質

アルミニウム合金

工法

鋳造

燃料電池スタック冷却システム

燃料電池スタックの過熱を防止するための冷却システム。

セルを直接冷却しているため、冷却水に電気が流れる。そのため、冷却液を通じて漏電しないよう、導電率を低くする工夫がされた専用のクーラントが設定される。導電率を低くするには、着色剤、苦味剤、防錆剤等の添加剤は含ませることができないため、無色・無味になる。そのため、その他の手法の誤飲対策が必要になる。

また、経年使用中に増加するイオン成分を吸着するためイオン交換器を必要とする。

構成

ウォーターポンプ、ラジエータ、イオン交換器(フィルター)、3 方弁、専用クーラント、FCV冷却ホース

□FCV冷却ホース

燃料電池車(FCV)での発電を安定化させるための冷却回路に使用するホース。高電気抵抗のゴム材料が使用される。

サイズ

内径φ40㎜~φ65mmx全長200~500㎜

材質

内層:高電気抵抗EPDM(エチレンプロピレン)ゴムなど

補強層:PA66(ポリアミド)繊維など

外層:EPDM(エチレンプロピレン)ゴムなど

工法

押出成形

<直線形状>

ゴム練り→材料投入→押出成形→口金通過→連続加硫(一次加硫)→ 冷却→切断→オーブン二次加硫→洗浄

<曲がり形状>

ゴム練り→材料投入→押出成形→口金通過→連続加硫(半加硫)→ 冷却→切断→曲げ→マンドレル心棒挿入→オーブン二次加硫→マンドレル除去

燃料電池スタック空気供給バルブ

□カソード圧力制御弁

エアポンプからスタックへ供給される空気の圧力を制御する。流路内の大量な生成水への耐食性と凍結による作動不良を解消する。

サイズ

150~200㎜

構成

バタフライバルブ、駆動モーター

材料

シャフトおよびバルブ材にステンレス鋼

工法

バルブボア撥水コーティング

■排水システム

燃料電池は電気エネルギーを作り出すときに水が生成され、エキゾーストパイプから水または水蒸気として排出される。

構成

パージバルブ、ドレインバルブ

□パージバルブ

スタックから出る水を車外に排出する。運転中やパワースイッチOFF後に自動で作動し、低温環境下における、生成水の凍結による流路閉塞を防ぎ、確実な始動性を確保する。

サイズ

100~150㎜

構成

バルブ、ソレノイド

ドレインバルブ

立体駐車場などで迷惑行為になる強制排水を抑制するための任意スイッチ。
手動で室内スイッチの操作で燃料電池スタックにたまった水を任意で排出できる。

サイズ

100~150㎜

構成

バルブ、ソレノイド

材料

ステンレスボデイ

工法

熱間鍛造

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