永久磁石式同期モーター

電動車の駆動モーターの形式は、永久磁石式同期モーターの埋め込み磁石形(IPM)と呼ばれる交流モーターの採用が多い。永久磁石とコイルが直流モーターとは逆に配置され、ローター側に永久磁石が使用され、機械的な安全性が高く高速回転に向いている。

また、小型高出力化のため、永久磁石は高価なネオジム強力磁石を使用するものがほとんどである。

この強力磁石は、樹脂バインダーと混ぜ合わせて射出成形機で成形できるボンド磁石の採用が多い。ボンド磁石は製品形状の自由度が高く、ローターへの磁石の埋め込みはU字型にするなど形状による磁力の増強によって、高価なネオジム磁石を減量しコストダウンを図っている。

サイズ:

300㎜~500㎜

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