ユニバーサルジョイントのうち、等速のもの。
等速ジョイントが開発されたことにより前輪駆動方式や独立懸架方式が増えた。
等速ジョイントは摺動式と固定式の2種類がある。「摺動式」は軸方向にスライド可能だが、作動角が小さい。「固定式」は軸方向にはスライドしないが作動角を大きい。
また、等速ジョイントには使用可能な最大作動角があり、指定された角度の範囲(50度以下など)で使用する必要がある。高角に設定できると、車両の回転半径を短縮することができるため、より高角で高効率な等速ジョイントが開発されている。
画像はジェイテクト製等速ジョイント。
サイズ
100mm~300mm
構成
等速ジョイントASSY(アウターレース、インナーレース、ボールゲージ、ボールベアリング)、樹脂ブーツ、インプットシャフト