ホイールハブ
車両荷重を受ける役割と駆動力を伝達したりブレーキをかけたりする役割。車体側にありベアリングで保持された出力フランジでホイールを支える。
ホイールハブには、ブレーキディスクやブレーキドラム、タイヤが共締され、回転動力を伝達する。
ホイールはホイールハブの中央部のすきまバメのインローでセンターを合わせる。
ホイール取り付け孔ピッチ(P.C.D)は、日本車の場合は100mmもしくは、114.3mmが多いが、インロー径は標準化されておらず種類が多い。
固定方法にはハブにスタッドボルトを圧入固定してホイールナットで固定するナット固定式と、ホイールハブにネジ穴を開けてボルトでホイールを固定するボルト固定式がある。
日本車はナット固定式でホイール、ナット、ホルトの3部品で荷重受けるが、欧州車ではボルト固定式も多く、ホイール、ホルトの2部品で受ける構造で剛性が高い。剛性が追求されるのは、速度無制限区間のあるアウトバーンや接続する高速道路網が発展していることが理由。
サイズ
外径100mm~200mm
材質
炭素鋼SC材
工程
熱間鍛造→機械加工(フライス、旋削、穴孔)