車輪速度センサー(ABSセンサー)
横滑り防止ABSブレーキはスリップが起きそうなときにタイヤをロックさせず、自動的にポンピングブレーキをかける電子装置。
車輪速度センサーは、4輪に装着され、回転するホイールギアと固定磁石との間の磁気変化
を周波数としてとらえ、4輪のパルス速度信号を電子制御ECUに送るセンサー。
電子制御ECUはスリップ検知のため各輪の速度差を監視する。
スリップ率が10~20%を超えるとアクチュエーターを作動させる。
画像は万都製ホイールスピードセンサー。
サイズ
50㎜~100㎜
構成
非計測側:パルスギア
センサー側:磁気センサー、ケース、電線、コネクター
□磁気センサー
構成:コイル、永久磁石、電極、
□ケース
材質:ポリブチレンテレフタレート樹脂PBTなど
工法:射出成形→センサー組付→コネクター組付