燃料電池電解質膜
燃料電池において電極間に用いられる膜。
水素はこの間を通る際にイオン交換を行う。作動温度は80℃～100℃と低い。燃料電池車の「固体高分子形燃料電池」で用いられる電解質膜は、主にフッ素系電解質膜が広く利用されている。しかし、ガス透過性、環境適合性、コストなどの課題があり、構成元素にフッ素を含まない非フッ素系電解質膜の開発が進められている。
サイズ
20μm～50μm
材質
フッ素系：パーフルオロ型スルホン酸膜など
非フッ素系：炭化水素系高分子（ポリフェニレン電解質など）
工法
エンボス加工：熱インプリント法（半溶融温度下）
