オイルプレッシャースイッチ

オイルプレッシャースイッチ

冷却オイルの異常圧力で通電し、ECUに信号を送るスイッチ。

エンジンやトランスミッション、パワーステアリングの圧力制御などでも使用されてる。エンジンに装着される場合、油圧によってエンジン内部のオイルの循環を常に監視し、オイルの圧力が規定値以下になると圧力不足を油圧警告灯でドライバーに知らせる。

構造は、ノーマルクローズド(B接点)接点で構成され、スプリング等で圧着しており、無負荷状態では通電している。そのため、イグニッションONで警告灯は点灯し、エンジンを始動させると、油圧によって電気回路が切断されメーターの警告灯が消灯する。

エンジンオイルの圧の変動によりメーターの警告灯が点灯、消灯を繰り返す場合、エンジンオイルの量の不足が想定される。規定量有るのに点灯する場合はオイルプレッシャースイッチ自体の故障が考えられる。

サイズ

30㎜~50㎜

構成

圧力スイッチ(ダイアフラム、接点、トランスファーピン)、ケース(中空ボルト形状)、コネクター

材質

ケース:低炭素鋼SC材など

工法

冷間鍛造→機械加工(切削)→三価亜鉛メッキ

→ダイアフラム組付→コネクター組付→エポキシ樹脂封止

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