サスペンションECU
電子制御サスペンションにおいて操縦安定性と乗り心地を制御するECU。
ノーマル、スポーツ、コンフォートと走行モードを選択できる。速度、路面状態、コーナリング、加速、減速の状況から、サスペンションを調節する。
サスペンションECUは電動パワーステアリングECUやブレーキECUとの協調制御が行われ、コーナリング時サスペンションの硬さなどをソフトウェアのロジックで制御する。
使用加速度センサは2~5個
2個:フロントショックアブソーバー上部
4個:フロントショックアブソーバー上部、下部(車輪と車体間の上下運動の差を計測)
5個:車両の中央もしくは後部に加速度センサを1個追加(車両のピッチィングを測定)
■自動運転対応では
レベル4(限定条件化の自動運転)以降の自動車の乗り心地には、新幹線のような「居心地の良さ」が求められる。具体的には、横G加速度の低減であり、従来の自動車にはない要求項目で自動車のサスペンションではロール角の制御が必要になると言われている。
速度、路面状態、コーナリング、加速、減速の状況から、サスペンションを調節し、操縦安定性と乗り心地を制御するECU。ノーマル、スポーツ、コンフォートと走行モードを選択できる。使用加速度センサーは2~5個。
画像は日立オートモーティブシステムズ製セミアクティブサスペンションECU。
サイズ
50mm~100mm
構成
電子基板、金属筐体、コネクター