バンパーとは
外装部品の一つで、外部からの衝撃を軽減するための衝撃装置。金属バンパーと樹脂バンパーに分かれる。金属バンパーは自動車黎明期より使用され、一方樹脂バンパーは1970年代以降普及し現在の主流となっている。
樹脂バンパーはバンパービーム、バンパー衝撃吸収部品、バンパーフェイシャーで構成される。
バンパービームは左右のフロントサイドメンバー端に取り付けられ、衝突時の強い衝撃を左右へ分散する部品。衝撃を受けた際、自身も変形しエネルギーを吸収することによって乗員を保護する。
バンパーフェイシャーはバンパーカバーとも呼ばれる。ボディの一部分としてデザイン性が重視される。ライセンスプレートの取り付けスペースがあることが多い。また、近年は近接警報の超音波センサーなどが装着され、高価な交換部品になってしまった。
バンパー衝撃吸収部品は発泡ウレタン製などの軟質な材料で構成され、バンパーフェイシャーとバンパービームの間に挟みこんで使用し弱い衝撃を吸収する。
サイズ
1200㎜~2000㎜
構成
バンパーフェイシャー(バンパーカバー)、バンパービーム(バンパーリインフォースメント)、バンパー衝撃吸収部品