衝突被害軽減/回避システムとは

障害物を感知して衝突に備える機能の総称。代表的なものは自動緊急ブレーキ(AEB)。

構成:

前方衝突回避警報(FCV)、自動緊急ブレーキ(AEB)、

センサー:画像認識カメラ+前方ミリ波レーダー77GHzなど

75歳以上運転者の死亡事故は、正面衝突等・人対車両・追突等が7割、またブレーキとアクセルの踏み間違いを原因とする死亡事故は75歳未満運転者と比較して高い水準となっている。

高齢運転者の事故実態を踏まえて、2017年度から実施する官民をあげた普及啓発のため、「安全運転サポート車」(ver1.0)のコンセプトを以下の通り定義されている。

愛称:セーフティ・サポートカーS(略称:サポカーS)(高齢運転者推奨)
ワイド 自動ブレーキ(対歩行者)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1
車線逸脱警報※2、先進ライト※3
ベーシック+ 自動ブレーキ(対車両)、ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1
ベーシック 低速自動ブレーキ(対車両)※4、ペダル踏み間違い時加速抑制装置※1

自動ブレーキは、高齢運転者に限らず、全ての運転者の交通事故防止等に資するため、その搭載自動車全般についても、セーフティ・サポートカー(略称:「サポカー」、「サポカーS」)を愛称として、全ての運転者に対する普及啓発を行う。

(注)
※1 マニュアル車は除く。
※2 車線維持支援装置でも可
※3 自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯又は配光可変型前照灯をいう。
※4 作動速度域が時速30km以下のもの
※5 将来、技術の進化や目的に応じ、「安全運転サポート車」の対象装置の拡大を想定
※6 このほか、高齢運転者による事故の防止に効果がある技術についても、各社の判断で安全運転サポート車の機能として追加し、普及啓発に活用することができる。

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