金属成形加工とは
自動車製造の基礎技術。金属加工なしでは自動車は製造できない。金属の持つ可鍛性や延性を活かし大小様々な部品が金属成形加工によって製造されている。鋳造、鍛造、プレスなどの塑性加工品を機械加工で高精度に仕上げる部品が多いが、コストダウンのために機械加工を行わないで製品とする設計や工法が研究されている。自動車部品では金属は熱処理によって強度や硬度が調整される。また、自動車は使用環境が厳しく、多くの部品にメッキなどの表面処理、ボデイなどには塗装が施される。
サイズ
10㎜～2000㎜
構成
金属加工は、「成形」、「切削」、「接合」に分けられ、それぞれに各種の加工法がある。
「成形」プレス部品、ハイドロフォーミング部品、鋳造部品、ダイカスト部品、鍛造部品、焼結部品、アルミ押し出し成形部品、ロール成形部品、金属粉体射出成形（MIM）
「切削」機械加工部品
「接合」溶接部品、ろう付け部品
