マグネシウムダイカスト部品

マグネシウムダイカスト部品

■ダイカスト法

金型を使用し溶湯を高圧で鋳型に射出する鋳造法。主に大量生産の薄肉品で使用する。鋳肌がきれいで、砂型鋳造に比べると精度がよい。

マグネシウム合金の場合はアルミニウム合金より高温高圧で成形するため射出ノズルなどが特殊になる。

■チクソモールド法

マグネシウム合金の射出成形法。投入材料は金属チップ状だが、射出成形機を使用しシリンダ 内のスクリューのせん断力で半溶融のスラリー状になるチクソトロピー(Thixotropy)現象を利用してノズルから射出成形する。成形温度はノズル部分で600~650 ℃で、樹脂成形よりもはるかに高温で、速い射出速度で成形するため、シリンダーや射出ノズル、油圧制御装置などが特殊になる。長所は、材料は数㎜の固体チップ状のため溶融保持の必要がなく生産上の安全性が高い。製品はダイカストでは得られない0.6~0.8mmの薄肉の成形が可能となる。

短所はAZ91Dがほとんどで材料の種類が少ないこととコスト高であること。マグネシウム原料は本来はアルミよりも安価材だが、流通量が少ないため中間マージンで材料費が高価になっている。また、設備が高価で、サイクルタイムがやや長く加工費が高価になる。

サイズ

50㎜~1000㎜

構成

金型(雌)

材質

ダイカスト法・・・マグネシウム合金各種

チクソモールド法・・・AZ91D(Mg-Al9%-Zn0.7%-Mn0.2%)

工法

離型材塗布→材料投入→ 型閉じ → 型締め →射出 →成形 → 冷却 →型開き →取り出し

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