塑性加工法の一種。叩くことで結晶を微細化し強度を高める。鋳造のような脆さがなく強度と靭性がある。
冷間鍛造は、表面の仕上がりが綺麗で寸法精度が高いが、常温では材料が硬く成形には大きな力を要する。そのため、ボルトなど簡単な形状の小物部品に適用される。
熱間鍛造は材料が柔らかくなり比較的小型の フォージング プレスで成形できる、足回りなどの複雑形状の大型部品にも適用される。
サイズ:
10㎜~300㎜
構成:
①熱間鍛造(1,200℃):エアードロップハンマー、 フォージング プレス
②温間鍛造(300℃~800℃): フォージング プレス
③冷間鍛造(常温):ヘッダー加工、パーツフォーマー、ねじ転造、ローレット
④冷間回転鍛造(常温):スウェージング加工、スピニング加工、へら絞り加工
材質:
炭素鋼、合金鋼、ステンレス合金、アルミニウム合金、銅合金など
工法:
棒材→切断→焼きなまし→潤滑→鍛造→熱処理