アルミ押し出し成形部品
熱間押出工法と冷間押出工法がある。いずれも口金と呼ばれる金型を通過させることで成形する。高精度のアルミ形材を1回の押出工程で製造できる。比較的長寸の部品に適用する。
画像は日産セレナ2列目シートレール。
■熱間押出
500℃前後に加熱し成形するため、低圧で加工ができるが、加熱装置など設備が大型で高価になる短所がある。
サイズ
断面10㎜~200㎜
構成
金型(口金)
材質
アルミニウム合金
工法
棒材→切断→潤滑剤塗布→加熱(500℃)→加圧→金型(口金)通し→成形
■冷間押出
常温で成形する。熱間押出に比べて強度が勝る。
また、アルミニウム以外にも、銅、チタン、鉛、スズ、などの各種素材に対応できる。
サイズ
断面10㎜~50㎜
構成
金型(口金)
材質
アルミニウム合金、銅、チタン、鉛、スズ、など
工法
棒材→切断→加圧→金型(口金)通し→成形