レーザーエッジング

レーザーエッジングは、レーザー光を使用し対象物へ表面加工を行う。規則性高い加工ができることが特徴。加飾加工のほか、接合部材の下地処理や、摺動部材に適用できる。 摺動部材などでは、成り行きではなく、設計者の意向に沿って、油溜まりなどを形成する...

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レーザークラッディング(肉盛り)

レーザーを熱源として、粉末やワイヤーを溶融させ、基材表面に同種または、異種材を肉盛り、被膜する技術。粉末供給ノズルを通してアルゴンガスと共に肉盛り粉末を供給し、そこにレーザーを照射することで、粉末及び基材を溶融させながら、レーザー光を移動さ...

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レーザーブレージング(ろう付け)

レーザーの高出力化により、自動車のボデイ溶接のような、すきまのあるラフな接合面に対しても接合できるようレーザーブレージング(ろう付け)技術が開発されている。 レーザーブレージングは、母材間にワイヤー状のろう材を供給しながら、レーザーでフラ...

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レーザー溶断

近年、高精度レーザーを用いた大型の高速溶断機が上市している。レーザー溶断機は秒速1m(60m/min)と加工スピードが速く、そりも少なく、きれいに切れる。また位置決め精度は±0.03㎜とプレス加工以上の超高精度で、最大加工エリアは3000㎜...

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レーザー加工とは

自動車産業でもレーザーの活用が増えてきた。ファイバーレーザー、ダイレクト半導体レーザーなど断片的な用語が氾濫し難解だが、以下のような構成となっている。 ■レーザー種類 ・ファイバーレーザー:励起光源に半導体を使用しYb添加ファイバーを媒体...

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レーザー加工

自動車産業でもレーザーの活用が増えてきた。ファイバーレーザー、ダイレクト半導体レーザーなど断片的な用語が氾濫し難解だが、以下のような構成となっている。 俗称 励起光源 レーザ媒体 (増幅器) 伝送 波長 ファイバーレーザー 半導体 Yb添加...

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マルチフォーミング加工

薄板ばね用のハイサイクルマシーン。 マルチフォーミング加工は、プレス加工や複数回の曲げ加工を連続して行う自動機で、周囲360°,複数方向から加工する為、プレスでは難しい加工も対応することが出来る。一方、四方に曲がっている、凹凸がある、突起物...

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精密ばね材料

自動車用途では、線ばねではブレーキ用途などでピアノ線SWPB、エンジンバルブスプリングにシリコンクロム鋼オイルテンパー線SWOSCなどが使用される 薄板ばねでは工具鋼SK85(旧SK5)、ステンレス鋼帯SUS304CSPなど、厚板ばねはリー...

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精密ばね加工とは

コイリングマシン、マルチフォーミングマシンなど専用の自動機により加工が行われる。 コイリングマシンは線材ばね、マルチフォーミングマシンは薄板ばねの加工に適用される。マルチフォーミングマシンのなかで線材加工に特化したものは「ワイヤーフォーミン...

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精密ばね加工

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各種加工とは

自動車産業で多用される精密ばね加工、レーザー加工、アルミ接合などを紹介する

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焼き入れ材料

焼き入れできる材料は0.35%以上炭素含有することが条件となる。 ◆全体焼き入れ 硬度は鋼に含まれる炭素量で決まる。熱処理方法は炭素鋼の場合では、鋼を組織の構造が変化する変態点温度(700℃)より高い800~850℃まで上昇させ、所定時間...

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無孔性ダイカストPF法

PF法(Pure Free Diecasting):特殊ダイカストの一種。酸素置換法とも呼ばれる。薄肉品のほか厚肉品にも対応できる。型内部のキャビティ内の空気を酸素に置換し、アルミと反応させて超微細酸化物を形成する過程の真空状態を利用してブ...

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高真空ダイカスト

特殊ダイカストの一種。気密性や、溶接性が必要な薄肉の大型製品に対応する。真空法ダイカストでは気泡の巻き込みが少なく熱処理と溶接ができないが、対策として金型や射出機構のシール性能を向上させ、気密性を高め型内部のキャビティを高真空にして気泡の巻...

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真空ダイカスト

特殊ダイカストの一種。薄肉の大型製品に対応する。型内部のキャビティを低真空にして気泡の巻き込みによるブローホールを少なくする。大型の薄肉加工はできるが熱処理と溶接はできない。 低真空 -20~-50KPa(20~50 %真空)

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カーボンセラミックス複合材(CMC)

航空機ブレーキに使用されるCMC(Ceramic Matrix Composite)カーボンセラミックス。自動車のハイエンドスポーツカーにも適用される場合がある。カーボンブレーキに前駆体ポリマーを含浸させ、600~1200℃で焼成するとポリ...

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ガラス繊維強化樹脂部品

GFRPは熱硬化性樹脂、GFRTPは熱可塑性樹脂を使用する製品の略号。 ガラス繊維のコンポジット成形は単にFRPと呼ばれ、軽量化材料として自動車に古くから採用されている。熱硬化性樹脂とガラス繊維織布の組み合わせで、オートクレーブ工法(高温高...

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プリプレグ

ガラスやカーボンなどの繊維に前もって樹脂を含浸させた半硬化の薄いシート状の中間材料。何層にも積層して使用する。 カーボン織布に熱硬化性樹脂を含浸させたシートが代表例だが、用途に合わせて多くの種類の組み合わせがある。 繊維はカーボン繊維のほか...

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繊維強化複合材料(コンポジット)

2つ以上の素材を組み合わせた複合材料(コンポジット)。自動車では、プラスチックを母材とし繊維を強化材として加えた高強度素材が使用される。また、成形が容易なため、ボデイなど3次元形状に加工され、金属の代替えの軽量化素材として使用される。繊維は...

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T4熱処理

溶体化処理後自然時効: 機械的性質の向上、耐食性の向上: 鉄鋼材料では焼入れのマルテンサイト変態によって組織が微細化され強度が上昇するが、アルミニウム合金では鋼材のような変態がない。そのため、溶体化処理により515~550℃で加熱を行い、...

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