アルミ機械加工

■アルミ機械加工

アルミ旋削加工は鋼材旋削加工に比べて加工速度を上げることができる。場合によっては表面処理も不要となり、軽量で材料費があまり掛からない小物ピストンなどでは鋼材よりも安価になることが多い。アルミ用のドリルは鋼材用より滑らかな表面粗さ必要で、DLCダイアモンドコーティングを実施する場合は、切れ味が悪化しないように薄めにするかコーティング後の歯先研磨が必要となる

サイズ

10㎜~1000㎜

構成

ボール盤、旋盤、フライス盤、ホブ盤、ブローチ盤、研削加工機

NC旋盤・・・ワークを回転させて加工する。加工時間が短い。

マシニングセンター・・・刃物を回転させて加工する。加工時間が長いが、取り付け面以外の5面が加工できるため、段取り替えが少なく精度が出る。多工程品には有効な加工機。

材質

アルミニウム合金(A5056など)、アルミニウム鋳物(ADC12など)など

工法

①マシニングセンター(フライス加工、穴孔け加工、ねじ切り加工、中ぐり加工、研削加工)

②フライス盤(面加工)

③中ぐり盤(内径加工)

④旋盤(円筒加工)

⑤ボール盤(穴孔け、ねじ切り加工)

⑦ホブ盤(歯切り加工)

⑧ブローチ盤(スプライン加工など)

⑨研削加工(円筒研削、センタレス研削)

⑩切断加工(丸鋸盤、ガス溶断、ウォータージェット切断レーザー溶断)

⑪放電加工(型彫放電加工、ワイヤーカット放電加工)

⑫砥粒研磨加工(バレル研磨、ラップ研磨、バフ研磨)

 

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