加工別分類一覧

表面処理/熱処理とは

■表面処理とは 塗装は装飾と防錆、メッキは装飾、防錆、摩耗性向上、化学処理は防錆、摩耗性向上を目的としている。 自動車で使用される塗装は静電塗装、カチオン電着塗装、粉体塗装、どぶ漬け塗装など。 メッキは化学ニッケルメッキ、三価亜鉛メッキ、硬...

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ゴム押出成形部品

ゴム押出成形部品 押出工法は連続でひも状に押し出し生産性が高い。自動車では、ホースやウェザーストリップなど同一断面の長寸法の部材に適用される。流動性の高いゴムを、スクリューによって口金(ダイス)から押し出し製造する。そのまま半固体の自由状態...

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ゴム射出成形部品

ゴム射出成形部品 ミラブルゴム(半固形)または液状のゴムを使用し射出成形機で成形するゴム部品。 通常のゴム圧縮成形品との比較では、ゴムの射出成形は設備と金型が高価になるため大量生産品に限って適用される。また、扱える材料は、材料の流れの良し...

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ラバーメタル部品

ラバーメタル部品 エンジンマウント、サスペンションブッシュ、ダンパーマウントなど金属とゴムを一体化した部品で、防振ゴムの用途が多い。 最も多い成形法のコンプレッション成形法は金型温度170℃程度の適温にした金型にゴム材料を仕込んで金型を閉...

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ゴム材料

ゴム材料 大きな変形と復元特性が最大の特徴。他材料の追従を許さない。ゴムは熱硬化性の材料で、生産性は低く、熱可塑性プラスチックに比べて成形時間は10~30倍、5分~15分かかる。 ゴム材質は用途に応じて選定される。非タイヤ製品では、通常温...

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樹脂押し出し成形部品

樹脂押し出し成形部品 同一断面の線状の製品を連続的に製造する。樹脂を電熱の加熱により溶融し、スクリューによって口金(ダイス)から押し出して、そのまま水中や空気中で冷却固化させ、規定の寸法にカットする。押出成形でできる製品の種類は多い。 材質...

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ブロー成形部品

ブロー成形部品 中空の製品が多いため、中空成形とも言う。 吸気ダクト、ステアリングブーツ、等速ジョイントブーツなど、ゴム代用のエラストマー樹脂の成形に多く用いられる。 金型で、バリソン(容器)を成形した後、直接空気を吹き込む。容器をふくらま...

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発泡成形部品

発泡成形部品 発泡成形部品は樹脂内に気泡を分散した多孔質プラスチック。発泡体には気泡が連続している「連続気泡」と気泡がつながっていない「独立気泡」がある。 硬さの区分では「軟質フォーム」、「硬質フォーム」、「半硬質フォーム」の3種類がある...

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樹脂射出成形部品

樹脂射出成形部品 射出成形機は型締め力50トン~数千トンのサイズの成形機があり、小部品からダッシュボードのような大型部品まで対応できる。生産サイクルは20~45秒サイクルと速くはなく、小部品は多数個取りの型を作成し出来高を上げ、24時間稼働...

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樹脂成形部品とは

樹脂成形部品とは 樹脂は加熱すると溶ける熱可塑性樹脂と加熱すると硬化する熱硬化性樹脂に大別される。 加工方法は、熱可性樹脂の場合はほとんどの成形法に対応可能だが、射出成形、ブロー成形、押し出し成形が多い。射出成形機は型締め力50トン~数千...

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溶接部品

2つ以上の金属部品の接合法。自動車では電気抵抗の発熱で溶接するスポット溶接が多いが、その他各種の溶接も多用される。足回りでは溶加材を用いるアーク溶接、ミッション等の構成部品には溶加材を用いない高精度なレーザー溶接、トルクコンバータなど接合部...

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ロール成形部品

ロール成形部品 薄い板状の金属のロール材を投入し、複数のロール型を通過させることで、少しづつ成形する加工法。ロール加工では端材は発生しない為歩留がよい。一方、成型ロールの製作費用が高価になる為、少量生産には向かない。 ドアフレームのセンタ...

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アルミ押し出し成形部品

アルミ押し出し成形部品 熱間押出工法と冷間押出工法がある。いずれも口金と呼ばれる金型を通過させることで成形する。高精度のアルミ形材を1回の押出工程で製造できる。比較的長寸の部品に適用する。 画像は日産セレナ2列目シートレール。 ■熱間押出...

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焼結部品

■焼結部品 複数の金属を微細な粉末の状態で圧縮成形(3~8t/cm2)し、溶融点以下の高温(1150~1300℃)に保持し焼結して焼き固める。材料強度は弱いが、寸法精度が高く大量生産が効くことから、機械加工できないような複雑形状を形成するの...

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温間鍛造部品

温間鍛造部品 熱間鍛造より低温な300~800℃で行う塑性加工。 金型の中に熱した鋼材を入れて圧縮する。冷間鍛造では困難な難加工材も変形抵抗が低くなり成形できる。また熱間鍛造では得られない高精度鍛造品を得ることができる。ミッションのリバース...

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熱間鍛造部品

熱間鍛造部品 1200℃前後の再結晶温度以上で行う塑性加工。熱間鍛造はローカーアームなどの小物部品から足回りなどの大型部品まで複雑形状の部品に適用される。熱間鍛造品は製品の形状に沿ったメタルフローラインが形成され、内部組織のゆがみは矯正され...

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冷間鍛造部品

冷間鍛造部品 常温で成形する塑性加工法。冷間鍛造は寸法精度が高く、ボルトなど簡単な形状の小物部品に適用される。 サイズ 10㎜~100㎜ 材質 炭素鋼、合金鋼、ステンレス合金、アルミニウム合金、銅合金など 工法 (プレス鍛造) 棒材→切断→...

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マグネシウムダイカスト部品

金型を使用し溶湯を高圧で鋳型に射出する鋳造法。主に大量生産の薄肉品で使用する。鋳肌がきれいで、砂型鋳造に比べると精度がよい。 マグネシウム合金の場合はアルミニウム合金より高温高圧で成形するため射出ノズルなどが特殊になる。 サイズ 50㎜~...

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アルミダイカスト部品

■普通アルミダイカスト部品 金型を使用し溶湯を高圧で鋳型に射出する鋳造法。主に大量生産の薄肉品で使用する。鋳肌がきれいで、砂型鋳造に比べると精度がよいが、気泡の巻き込みがあるために普通ダイカスト品は熱処理や溶接ができない。また油圧部品など気...

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ダイカスト部品

ダイカスト部品 金型を使用し溶湯を高圧で鋳型に射出する鋳造法。主に大量生産の薄肉品で使用する。鋳肌がきれいで、砂型鋳造に比べると精度がよいが、気泡の巻き込みがあるために普通ダイカストでは熱処理ができない。熱処理が必要な場合は真空法などの特殊...

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